こんばんは
ちょっと気になったのでコメントしてみようと思います。
ぱっと思いつきですが、下記のあたりを見てみてはどうでしょうか。
私はSQLServer2008R2+vCenter5.0の環境なので、
あまり良い例ではないと思いますが…
たぶんSQL Serverの Management Studio がインストールされていると思うので
なんとかそちらで見たほうがわかりやすいかもしれません。
私の環境にはインストールしていなかったのSQLで失礼します。
実行結果は、あまりに見にくかったため若干整形してあります。
1. vCenterDBのファイル(上記)を置いてあるドライブに空きがあるか
※これは、Windowsのエクスプローラなどで見ます。
これがFULLだと、DB、ログファイルあまり関係なくディスク領域不足です。
逆に、けっこう空いているようだとSQLServer側の設定の問題かもしれません。
2. DBの一覧と、リカバリモードの確認
SIMPLE(="単純復旧"モデル。いらなくなったログが切り捨てられるモードはこれ)
ではない場合、ログファイル(.ldf)が大きくなっているかもしれません。
C:\>sqlcmd -S localhost\VIM_SQLEXP -E
1> select name,recovery_model_desc from sys.databases
2> go
name recovery_model_desc
--------- --------------------
master SIMPLE
tempdb SIMPLE
model SIMPLE
msdb SIMPLE
VIM_VCDB SIMPLE ★特にこのあたり(5 rows affected)
3. DB関連ファイルの最大サイズと、現在のサイズを確認してみる
※「2」で表示されるほかのDBも見てみたほうが良いかもしれません。
その場合、下記SQLの VIM_VCDBの部分をほかのDB名にかえて見ます。
DBと、トランザクションログについて
「~.mdf」 がいっぱいだとDBの拡張ができなく、
「~.ldf」がいっぱいだとトランザクションログがらみで拡張できない と考えられます。
1> select physical_name,size,max_size from VIM_VCDB.sys.database_files
2> go
physical_name size max_size
-------------------------------------------------------------------
C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.VIM_SQLEXP\MSSQL\Data\VIM_VCDB.mdf
12448 -1
C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.VIM_SQLEXP\MSSQL\Data\VIM_VCDB.ldf
5952 64000
(2 rows affected)
★青字のところが、今のサイズ。まだmax_sizeに到達していないかどうか?
このあたりを確認してみるとなにか道が開けるかもしれません。
★このトラブルにはあまり関係ありませんが、ついでにvCenter5.1 まわりについて…
- vCenter5.1では今まで以上に高いサーバスペックが必要です。別サーバになりそうでよかったです。
(パフォーマンス情報の収集量がふえたり、ソフトウェアのコンポーネントが増えたり) - 新コンポーネントのvCenterSSOも、SQLServerにDBを作成します。
(vCenter用DBとは別にDBが必要ですが、1台のサーバでもOKです) - vCenter/vCenterDBをVM上に構築すること自体は、結構実績があるようです。
(仮想化自体は問題なく、あとはVMに割り当てられるスペックによります) - vCenterのバックアップでWindowsServerBackupを使用するのであれば、
なんとかコールドで(vCenter/SQLを停止)バックアップ実施きる運用にしたほうが良いと思いました。
vCenterが一時的に停止してもvSphereHAとかはちゃんと動作するので、安全第一で…
以上です。思いついたことを書いてみました。
あくまで今回のケースでは、ということで参考になればと思います。